風間班 ヒロハノマンテマの花芽に対するGSFYペプチド処理の効果を撮影した電子顕微鏡像がCytologia誌の表紙を飾りました。

風間班の小林壮生大学院生らは、ヒロハノマンテマの花芽に対し、性決定遺伝子GSFYの産物であるペプチドを処理し、その効果を走査型電子顕微鏡で観察しました。写真奥は両性花変異体の顕微鏡像、写真手前はGSFYペプチドを処理した両性花変異体の顕微鏡像です。GSFYペプチドは雌ずいの発達を阻害するため、写真手前のような不完全な雌しべが形成されます。小林班員らは、本ペプチドの花芽への処理方法をTechnical noteとしてまとめ、本誌に掲載されました。


http://square.umin.ac.jp/mendel/JournalENGLISH/2023June.html